opswitch v2をリリースしました

opswitch v2をリリースしました

Clock Icon2023.01.30

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こんにちは、muroです。 クラスメソッドは、無料で使えるAWS自動化サービス「opswitch」(オプスウィッチ)を提供しています。2023年1月30日に、アーキテクチャを一新したopswitch v2をリリースしました。

opswitchとは

opswitchはAWSの運用に欠かせないインスタンスの起動・停止やバックアップ等の作業(ジョブ)をスケジュールして自動実行するサービスです。面倒なスクリプト作成や環境設定を行うことなく、ジョブの設定やスケジューリングを行うことができます。ジョブの実行結果は画面で見ることもメールやSlackで受け取ることもできます。以下、これまでのopswitchを旧opswitch、opswitch v2を新opswitchと表記します。

新しい機能

新opswitchでは、いくつかの新しい機能を追加しています。追加された新しい機能はリリースノートをご覧ください。この記事ではそのうち3つを詳しくご紹介します。

日本の祝日のジョブ実行をスキップ

日本の祝日にジョブの実行をスキップする機能を追加しました。ジョブの設定画面でチェックを入れることで、「国民の祝日に関する法律」に定められた祝日に、ジョブ実行をスキップすることができます。なお、このオプションは日次週次実行間隔を指定 のスケジュールで指定することができます。

ジョブの設定画面からタスクの設定を確認

ジョブの設定画面からタスクの設定を確認できるようになりました。タスク設定エリアの各タスク右側にあるリンクボタンをクリックすると、そのタスクの編集画面が別タブで開きますので、タスクの設定確認が簡単にできるようになります。

タスクの設定画面でターゲットリソースをチェック

タスクでターゲットのタグを指定した際に指定したタグのリソースがあることをチェックできるようになりました。ターゲットのタグ指定フォームの右側にある虫眼鏡ボタンをクリックすると、タスクに設定されたAWSアカウント リージョン タグが一致するリソースのダイアログが表示されます。この機能を使ってタグの指定ミスがないか簡単に確認できます。

旧opswitchをご利用のお客様へ

新opswitchには旧opswitchのID・パスワードでログインできますが、ジョブやタスクなどのデータがありません。旧opswitchをご利用のお客様は、順次弊社でデータ移行作業を行います。お客様の方で必要な作業はございません。移行前、移行後にログインIDとなっているメールアドレスにご連絡させていただきます。全データ移行後の2023年の7月頃に旧opswitchの運用を終了する予定です。データ移行に関する詳しい説明はこちらをご覧ください。

なお、注意点として新opswitchにはDBインスタンスの削除タスクとDBスナップショットのリストアタスクがありません。これらのタスクをご利用のお客様は旧opswitchの運用終了までに代替案をご検討ください。対象のお客様の移行は2023年の7月頃行う予定ですが、「DBインスタンスの削除」タスクと「DBスナップショットからのリストア」タスクのデータは移行されません。

新opswitchをどうぞよろしくお願いします

opswitch運用・開発チームでは、より良いサービスを提供できるよう、今後も品質・機能改善に努めてまいります。新opswitchに関するFAQはこちらをご覧ください。

以下はopswitchの機能紹介の動画になります。
※音声が出ます。

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